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中東の絶対君主制国家サウジアラビアに、今、大きな動きがあります。それは、汚職摘発という名目で粛正、つまり、権力掌握&権力集中の出来事が起こっているのです。
 

目次

11/4一斉拘束!?

サウジアラビアでは皇太子ムハンマドをトップとする汚職根絶の取締機関が設置され、そして、早々に拘束者が出ました。王族の有力者を含む拘束者208人(うち7人は釈放)という大規模なものでした。

サウジアラビア司法省長官声明から

11/6にサウジアラビア司法長官声明が出ました。

  • 汚職摘発の第一段階が完了した。
  • かなりの証拠がすでに集まっていて、詳細にわたる聴取が実施されている。
  • 現時点までに容疑がかけられた人物たちは、法的な支援を完全に受けることができる。
  • 裁判は適時行われ、関係者に開放されたものになる。

 
拘束201人のうちには「王子11人、閣僚4人、元閣僚数10人」という超大物たちも含まれていました。なかでも、国際的に知名度の高い大富豪アルワリード・ビン・タラル王子がいたことに、世界中の注目が集まっています。また、前国王の息子ムトイブ・ビン・アブドラ王子も拘束されました。
 
なお、今回の大量拘束において、直接的な容疑は明らかにされておらず、また、法的な手続きも取られていないと言われています。この点は、前述の司法長官の声明とは「違い」を感じます。

王族は出国禁止!?

アメリカ政府関係者によると、サウジアラビアは現在、王族の全メンバーが出国禁止になっているということです。司法長官が「第一段階は完了」ということですから、今後の展開のなかで、関係者が逃れられない状況をつくっているのでしょう。

ムハンマド皇太子が一躍脚光を

今回の一斉摘発&拘束を主導したと言われているのがムハンマド皇太子。現国王のお気に入りの息子で、国王の重要なアドバイザーの位置づけでもあります。
 
今回の一斉摘発&拘束で、ムハンマド皇太子は、サウジアラビア安全保障の3つの主要組織〜国防、国家警備隊、内務省〜の全権を掌握したと言われています。
 
過去においては、これらの3つの組織は王族の間で分散して統治されていて、それなりに力のバランスが保たれていたのですが、ここへ来て、一気に現国王と息子の皇太子がそれらを掌握し直したということです。

世界の大富豪アルワリード王子逮捕の影響

世界的にも著名な投資家で大富豪のアルワリード王子が逮捕されたことで、サウジアラビア国内のビジネスマンや王族はおびえています。
 
有名な学者や聖職者たちも逮捕されていることもあり、「ムハンマド皇太子に刃向かうと大変なことになる」ということが浸透されつつあります。
 

  • サウジアラビアの何世代もの統治者が、かつてなしえなかった協力な支配体制を実現しつつあるのだ。

 
というのが現状のサウジアラビアの状況のようです。
 
そして、投資家アルワリード王子の逮捕は、アルワリード王子の資産を800億円以上一気に減らしたということですが、この逮捕は、世界的にも大きく波及しそうです。
 
今回の件があって、SNSのTwitter社の株式の大半をアルワリード王子一族が保有していることが明らかになりました。そのTwitterの株式も資産として没収されたとすると、Twitter社はサウジアラビア国の「もの」になってしまうのでしょうか。Twitter社からの情報ダダ漏れが心配です。
 
また、大富豪&投資家アルワリード王子の逮捕で、原油価格や株式などにも大きく影響が出ている模様です。

一斉摘発&拘束の背景と影響など

一部には、「不満が高まる軍のクーデター勃発を未然に防止するためだった」との憶測がありますが、詳細は定かではありません。
 


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今回拘束された有力者には…

  • 世界的な投資家として知られるキングダム・ホールディング・カンパニーのアルワリード会長
  • アブドラー前国王の息子のムトイブ国家警備隊大臣
  • 政府高官としては改革派とされるファキーフ経済計画相
  • 企業家としては国内建設最大手であるビン・ラディン・グループのビン・ラディン会長(アルカイダのリーダーだったオサマ・ビン・ラディンの兄弟
  • MBCテレビの最大株主であるイブラヒム氏

 
そうそうたる人たちであり、サウジアラビア国内外に大きな影響が及ぶことは間違いありません。

全ての国民が捜査対象になる!?

前述の司法長官は「汚職撲滅運動は始まったばかりだ」と明らかにしています。そして、国内では今後すべての国民が例外なく捜査の対象となることが判ったのです。
 
習近平政権が実施してきた「反腐敗運動」のサウジアラビア版が、いままさに繰り広げられているのです。それは恐怖政治のはじまりであり、権力集中のはじまりでもあるのです。
 
前国王の息子ムトイブの逮捕&拘束は、サウジアラビア国に大きな亀裂が入るとの見方もあります。それはムトイブ元皇太子が、唯一、現国王に対抗できる王族だと見られていたからです。

不可解なアルワリード王子の逮捕

世界的に著名な投資家、アルワリード王子の逮捕は意外だったという意見もあります。
 
なぜなら、アルワリード王子は、ムハンマド皇太子が薦める改革に賛同していたからです。それだけでなく、アルワリード王子は王族内の地位は低く、王位継承のライバルでもなかったからです。

金不足も背景か!?

サウジアラビアは2014年後半からはじまった、原油価格急落で約2500億ドルの外貨準備が減少したと言われています。「金不足」のサウジアラビア政府にとって、凍結資産は「喉から手が出る」ほど没収したい資産なのです。
 
ただし、この資産に手を着けることは禁断でもあるのです。つまり、そのことにより世界の投資マネーがそっぽを向くからです。

国家分裂の火種に!?

反ムハンマド皇太子一派がイエメンを拠点として、テロなどの非合法活動をサウジアラビア国内で起こし、それが、絶対的な君主制の基盤を将来的に揺るがすという危険性も指摘されているのです。

開かれたサウジアラビアは実現するか

騒動の渦中にいるムハンマド皇太子は、先月24日に、首都リヤドで顔黒人投資家を招待した経済フォーラムでこう発言しました。
 

  • 極めて保守的とされる国内の聖職者と決別し、同国を穏健で開かれた国にする。

 
そうなんです、開かれた国でなければ投資マネーは集まらない、そのことは皇太子自らがよく判っているのです。しかし、今回の粛正大量逮捕&拘束。世界の投資家たちは24日の皇太子の発言は何だったのかと呆れている状態なのかもしれません。

サウジアラビアの国会の有権者は1人!?

サウジアラビアには、国会に相当する「諮問評議会」があり、定員数150人です。そして、この定員150人の評議員を選出する有権者(?)は、ただ1
人、国王のみなんです。つまり、国王が選出した議員たちで評議して物事を決める!?
 
絶対君主制ならでは制度です。とてもではありませんが「開かれたサウジアラビア」にはほど遠いのが現状であり、それがずっと続いているのです。

女性の権利を見直す一方!?

ムハンマド皇太子は、サウジアラビアにおける女性の権利についても改革を志向し、それを表明しているようです。しかし、その一方でジャーナリストへの弾圧&逮捕が続いているのです。
 
このような言動不一致な状態で、世界がサウジアラビアを「開かれた国」と認める日が来るのでしょうか。

まとめ

今回は、今、サウジアラビアで起こっていることの概略について調べました。
 
今後、特定のトピックに絞って、より詳細な情報について言及できればと考えています。
 
※アイキャッチ画像の出典:画像はイメージです。pixabayのフリー画像を使っています。

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