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3/29、日本相撲協会理事会は、春場所中の貴乃花親方の言動と弟子の暴力事件に関し、2階級降格の処分を下しました。懲戒処分は当然で、降格はやむを得ないことです。でもこの処分で問題は何も解決されていません。

 

処分の詳細

3/29、日本相撲協会理事会は、貴乃花親方に対し、

  • 春場所「中日」前まで欠勤を続けたこと
  • 弟子の十両・貴公俊(たかよしとし)が暴力事件を起こしたこと

この2点をもって、親方としては最下位となる「年寄」への2階級降格処分を下しました。
 
1月には「理事」であった貴乃花親方ですが、日馬富士暴行事件への対処を不適格とされ理事を解任、「副理事」を飛ばし2階級降格の「理事待遇」となりました。
 
その後、2月の理事選に落選したことで、「委員」に降格となっていました。
 
そして、今回の処分で「主任」を飛ばし、2階級降格で「年寄」になりました。この「年寄」は、定年後の再雇用者の格付け「参与」を除くと、親方としては「新人親方」がなる最下位の格付けとなります。
 
1月には「理事」であった者が最下位の「年寄」に降格になったことを厳しいと見る向きは少ないかもしれません。一般の会社であれば「1週間の無断欠勤」と「部下が仕事中に暴力事件を起こした」ということが重なれば、懲戒解雇もあり得ることなのです。
 
理事会の前日に行われた臨時年寄総会では、貴乃花親方に対し「解処分」を求める声も多かったと伝えられています。それを考慮すると、温情のある処分だったのかもしれません。

臨時年寄総会は角界の体質がくっきり

3/29のマスコミでは、貴乃花親方の変心と、3/28の臨時年寄総会の内容に話題が集中しました。それらの情報によると、臨時年寄総会は角界の体質がくっきり現れていたと感じています。
 
角界の体質とは、大胆にまとめると「驚くほどの世間ズレ」をしているということです。

内部告発に対する姿勢

たとえば、内部告発行為に対しては是認し、これを行う者を保護するというのが「今の流れ」です。
 
貴乃花親方による内閣府への告発が内部告発要件を満たすかどうかは別として、「組織の恥を世間にさらしやがって」というような感情渦巻く組織は大いに世間ズレしているのです。
 
これが小規模な組織ならばまだしも、日本相撲協会は公益財団法人です。その理事や協会員たちが、内部告発を指弾するのです。
 
実際、芝田山親方(理事・広報部長)が、総会で次のように発言したとされています。
 

これからじゃなくて今まで何をしたかが問題。あなた一人の言動で協会の1万人の家族の生活を脅かしかねないことをした。

 
実はこの発言が意味するところはとても重いのです。世間でいえば、取締役である広報部長が内部告発について憤っているわけです。
 
また、マスコミが伝えた総会の模様は集団リンチであり、10/26の夜のあの集団リンチのような暴行事件を彷彿とさせます。
 
10/26の事件の背景には、角界の集団リンチ土壌があったのか…と考えてしまいます。


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隠蔽体質

そして、世間ズレのもうひとつは、問題の本質をみないということです。
 
貴乃花親方が騒動を理由に理事解任をされたとき、報道で「とある親方

が次のような発言をしたと報道されました。
 

(理事解任は)甘すぎる、はやく騒ぎがおさまって欲しい。

 
これから読み取れることは、とにかく組織内に騒動を起こすことを異常に嫌うということです。その騒動の原因に関わりなく…。これこそ隠蔽の体質を強く反映している言動です。
 
また、3/28の臨時総会でも、貴乃花親方に対する批難ばかりで、発端となった暴力事件については問題視する意見は出なかった様子です。
 
それどころか、日馬富士暴力事件は、その日のうちに手打ち(和解)をしたのに貴乃花親方が蒸し返しやがって許せない…という風潮があるようです。隠蔽体質は根深いのです。

世間ズレの2視点、根は同じ!?

「内部告発をゆるさない」と「隠蔽体質」の根っこは、同じです。
 
組織の問題は内々で片付ける〜臭い物には蓋!
 
これです。だから…

  • 内部問題を外にリークするなんて許せない!
  • 過去の問題をほじくり返すなんて許せない!

そうなるわけです。
 
貴乃花親方が騒動がいったん収まったあと、テレビ朝日のインタビュー番組に出演。想いを吐露しました。それに対し、協会員は非難囂々です。
 
規則で「マスコミに出るときには事前に届け出る」というようなものがあるのかもしれませんが、自由にモノが言えないという点では、テレビ出演を批難する姿勢は「内部告発はゆるさない」&「隠蔽体質」の典型です。
 
また、日馬富士暴行事件は和解で終わったハズという意見も、角界体質を象徴しています。

問題は何も終わっていない

日馬富士の暴行事件に潜む角界の問題体質については、何も解決されていません。そして、現理事を含む協会員あちが、あの暴行傷害事件の本質的な問題を「問題だと」共通認識を持たないことがさらに問題です。
 
3選された八角理事長は、研修会などを重ねて暴力を一掃したいような旨を発言していますが、角界に深く根付いている暴力体質を研修会で本当に解決できると思っていたとしたら、これこそ「世間ズレした組織に世間ズレしたトップあり」…と笑われてしまうでしょう。
 
昨日までの一連の騒動は、もはや関取経験者による公益財団法人の管理運営には無理があるということを露呈しています。理事会構成から抜本的な見直しが必要な時機にきているのではないでしょうか。
 
日馬富士暴行事件とその後の騒動が示すところは「それ」です。
 
そして、この構造改革は関取あがりの理事たち自身に出来るはずもありません。だから、それを誰が推進するのか。それは明々白々なのですが、本来それをやるべき人がやらない。
 
それをやるべき部署、人たちの間にも隠蔽体質があるからなのかもしれません。残念。

まとめ

貴乃花親方の処分が決まりました。1週間続いた欠勤や弟子の暴力事件があったわけで、2階級降格処分は相当ではないでしょうか。
 
しかし、これで問題が終わったわけではなく、世間が広く知るところになった角界の問題体質をどう変えていくのか。
 
3選を果たした八角理事長が背負う責任はあまりに大きいのです。
 
この処分で終わりという風潮がある限り、角界は何も変わらないでしょう。ここ数ヶ月の騒動は、現体制では角界は変わらないということを証明しました。だからこそ、構造改革が必要なのですが…。
 
大相撲ファンとしては、「公益財団法人の認可を返上する」か「理事構成を関取経験者以外を過半数とする改革を実行する」のいずれかが行われることを期待しています。
 
※アイキャッチ画像の出典:pixabay  

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